私が学ぶBPM

鼻血は「怒り」と関わりを持っています。
私が学ぶBPMは、PPMという医学をベースになっている学問です。
 
鼻血という現象は、鼻をぶつけたという現象や、鼻をほじったという「物理的要因」だけでは出ることはありません。
そこには、「現在の思考」と「無意識の領域」が関連していて、この3つが揃わないと、鼻血は出ないのです。
 
教室で子どもが鼻血を出すのは、鼻をぶつけた(ほじった)という物理的要因に加え、親や教師の言動に対する「目上の人の怒り」という「現在の思考」、そして「無意識の領域」の3つが揃うからなのです。
 
この中の1つでも揃わないと鼻血は出ません。
 
だからこそ、教師は鼻血が出た子がいたら、鼻血の処置をしつつ、
「何か嫌なことはあった?」
と聞くことが必要になるのです。
 
実際、BPMを学んでから鼻血を出した子にこの言葉をかけてみると、「実は朝、親とケンカしてきた」とか、「他の先生の授業の時に先生にに叱られた」などという返事が返ってきたのです。
 
BPMのすごさを感じずにはいられませんでした。
 
…続く。